事例紹介
CASE
し渣の捕捉・洗浄・搬送・脱水を1台に集約し、除塵設備の簡略化と作業性向上を実現
長野県 白馬村浄化センター 様
除塵設備を捕捉・洗浄・搬送・脱水の4つ機能を持つ「ロータマットスクリーン」に更新。機器点数が大きく減ったことにより、機器設置スペースやメンテナンス作業時間が大幅に削減されました。
し渣の脱水性向上や臭気発生抑制も可能となり、メンテナンス作業の負担も軽減。機能的な除塵設備を実現しました。
- キーワード
- 下水処理 維持管理性向上 作業性改善
導入製品 | 下水流入水向け ロータマットスクリーン(RM1型)水路設置タイプ |
納入年月 | 2016年3月 |
背景
- 機器点数が多く、日常のメンテナンス作業が煩雑だった
- し渣の脱水性が悪く、し渣の取扱いに苦労していた
- 機器接続部は密閉されておらず、臭気の発生に注意する必要があった
適用技術
ロータマットスクリーン RM1型
ロータマットは、捕捉・洗浄・搬送・脱水の4つの機能をコンパクトに一体化したスクリーンユニットです。除塵設備の処理フローを簡素化でき、省エネ・低コストで、メンテナンス項目も少ない機能的な除塵設備を実現します。
導入効果
導入前
機器点数が多いため、日常のメンテナンス作業が煩雑
導入後
複数の機器がロータマット1台に集約され、メンテナンス作業が軽減
作業時間の短縮
導入前:半日以上→導入後:ほぼ時間を費やすことがない
作業労力の軽減
ベルトコンベアが撤去され点検歩廊も必要ないため、メンテナンス作業や移動が容易となる
導入前
し渣の脱水性が悪い
・処分先から不満の声
・し渣搬出量(ゴミ袋):6袋/月
臭気発生に注意が必要
機器接続部は密閉されておらず、近隣に住宅街もあることから、臭気発生には注意が必要である
導入後
し渣の脱水性が良い(含水率低下)
・処分先からの不満ゼロ
・し渣搬出量(ゴミ袋:2~3袋/月
臭気発生はほとんどない
密閉構造のため臭気発生を防ぐことができる
写真(左:施工前、右:施工後)